ローマ人の物語

私は大学時代、海外旅行が大好きで、初めての海外旅行はヨーロッパでした。21歳の時です。
その時には、
フランス→ドイツ→オーストリア→イタリア
を3週間かけてバックパックを背負って旅しました。

風景、建物、食事・・・すべてが異文化で、道を尋ねることですら刺激的に感じた楽しい日々を
過ごしたのですが、ひとつ、とても残念に思ったことがありました。

それは、私が全くと言ってよいほどヨーロッパ史を知らなかった事です。

訪れる先々にある遺跡や、歴史的建造物のうち、特に残念な思いをしたのがローマのフォロ・ロマーノでした。

ローマ帝国の歴史上、政治の場として、かのカエサルが暗殺された場所として非常に有名なのですが、
2000年以上前の遺跡故かボロボロで、見た目の感動はそれほどありません。

それが、後年、「ローマ人の物語」を読んで、非常にもったいなかったことに気づきました。

息子には是非、高校の卒業旅行や、大学生になってからも海外旅行に行ってもらいたいし（まだ4歳ですが）、そのためにも、世界史に興味を持ってもらいたい。

この「ローマ人の物語」は史実としてはあやふやな面があるとのことですが、物語としては非常に読みやすく書かれています。

ぜひ、単行本でプレゼントしたいシリーズですが、旅先で、または飛行機の中で文庫本を読むのも気持ちが高ぶってよいかもしれませんね。

タグ：海外旅行 プレゼント ローマ人の物語 高校生